ガンマナイフ治療
大阪市立総合医療センター脳外科   岩井 謙育

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ガンマナイフとは

ガンマナイフ治療は、頭蓋内の病変に対する定位的放射線治療の一種であります。ガンマナイフという名前の由来は、メスのように正確に患部だけに放射線を照射できる装置とのことでつけられた名前です。

定位的放射線治療とは、患部に集中して一度に放射線を照射する方法ですが、その方法には現在のところ3種類あります。1つはわれわれの行なっていますガンマナイフという治療法です。

その他に、リニアックアクセレレーター(リニアックの装置を利用してX線を多軌道に回転させて患部に集中して放射線の照射を行う方法)、重粒子治療(サイクロトロンを利用し て重粒子をつくり、それにより患部に放射線を照射する方法)があります。

ガンマナイフの概念図

ガンマナイフの原理ですが、多方向より一度に虫眼鏡で光を集めるように集中して放射線を患部にあてる方法です。


 ガンマナイフの治療装置は、現在世界では172台が稼働しており、近畿では8台が稼働しています。

 世界 172台
 日本 42台
近畿 大阪市立総合医療センター(大阪)
城山病院(大阪)
国立循環器病センター(大阪)
新須磨病院(兵庫)
姫路中央病院(兵庫)
高井病院(奈良)
向陽病院(和歌山)
洛西シミズ病院(京都)
平成16年2月現在
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