ガンマナイフ治療
大阪市立総合医療センター脳外科 岩井 謙育
ガンマナイフの具体的な治療症例具体的な治療症例ですが、この患者さんは、生後1ヵ月より体重増加不良で診断され、3ヵ月時に視床下部に大きな腫瘍を認めました。他院にて化学療法を受けましたが腫瘍の増大を認め、手術摘出も行われましたが腫瘍の増大を認め、ガンマナイフの相談を受けました。 年齢も2歳と小さく従来の局所放射線治療も困難との判断でガンマナイフ治療を行いました。 2歳 女児 視床下部神経膠腫―――ガンマナイフ時
2歳 女児 視床下部神経膠腫―――髄腔内播腫時
頭部打撲で発見された右側頭葉の神経膠腫の患者さんです。他院にて2回の開頭術を受けて おられますが、腫瘍の増大を認めガンマナイフ治療を行いました。治療後現在7年を経過しており ますが、病変は縮小したままです。 10歳 神経膠腫(左;ガンマナイフ時 中;2年後 右;7年後)
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