小児脳腫瘍

2004年2月1日(日)テイジンビル2階会議室にて、小児脳腫瘍フォーラムが 開催されました。小児脳腫瘍の治療とチーム医療(脳外科、放射線科、小児科の連携による標準的治療の確立を目指して)というテーマに基づいて、脳外科、放射線科、小児科より各々の先生方に、お話頂きました。このような三科連携 によるフォーラムは、関西では初の試みであり、全国各地から150名を超える方々が参加してくださいました。またその中には、医師や看護士といった医療従事者の方々も多数いらっしゃいました。小児脳腫瘍今後、小児脳腫瘍の治療に於いて、生存率ばかりを追求するのではなく、QOLや健全な成長と発達にも重点を置き、 より質の高い治療をめざして、脳神経外科、放射線科、小児科などそこに係わる各々の治療医がチームワークのとれた集学的治療を行なっていくことが最も重要であると言われています。 そのような中で、患者側もまた、適切な治療を選択することができるように正しい情報を取得していく必要があるため、このようなフォーラムの開催は、とても有意義なものであったと思います。