第4回小児がん脳腫瘍全国大会

サマースクール 2日目 (8月7日)

万博公園へ

(参加したNくんから寄せられた、万博公園での感想です)
万博公園では、太陽の塔を見て、大きさと迫力のすごさのあまり、私もみんなも驚きました。長澤さんが「表の顔は現在の顔で、裏の顔は過去の顔、てっぺんにあるのは未来の顔」と説明をしてくれたので、私たちはそれを聞きながら歩きました。私たちがパビリオンに着くと、そこには数々の岡本太郎さんの作品があって、本当に「芸術は爆発だ」と思いました。私が特に印象に残ったのは、いのちの木です。上に伸びていく姿と色に、勇気と希望が満ち溢れていました。みんなでしゃべったり、いろんなモノを見たり聞いたりして、私も楽しかったし、みんなも楽しそうでした。

  太陽の塔をバックに、みんなで記念写真を撮りました!


エンディングに向けて、フォトストーリーの製作

フォトストーリーとは、ソフトウェアを利用し、楽曲に合わせて複数の写真を組み合わせ作る名場面集のムービーのことです。このサマースクールの2日間で印象的だった場面をスタッフの2名が写真に収めていましたが、それを中学生以上のユースのメンバーが集まって、一緒にパソコンの画面を見ながらこの写真がいい、これが面白い、54枚の写真を選んでいきました。どの曲に乗せるかは事前に相談し、「いきものがかり」の「心の花を咲かせよう」に決まっていましたので、ストーリーの順番を決めて、ムービーを2時間ほどで仕上げました。出来上がったフォトストーリーをみんなで確認しました。4分30秒の曲が流れる間に2日間のさまざまな場面が流れて行きます。ちょっと感動です。誰が発表するかを話し合い、結局、昂佑くん、Nくん、侑佳ちゃん、智美ちゃんの4人が前に出てくれることになりました。

大会エンディング

ユースのメンバーによる発表

せっかく前に出て発表するのなら何か話した方がいいということで、セラピー犬のベイリーやカレーづくり、歌の練習や太陽の塔などの各場面に、4人が役割分担して、ひと言ふた言の説明を入れてくれることになりました。曲の歌詞と被ると聞こえないため、間奏の時を狙って短い言葉で間髪を入れずに解説を入れます。これは言うは簡単ですが実際にはかなり難しそうでした。練習は時間切れで、直前の状態は点数をつけるとすると65点ぐらい。本番はどうなることやら…。と思っていましたが聴衆の前でマイクをもつと、何の何の。4人ともが本番に強いタイプ(?)なのか、アドリブが効くタイプ(?)なのか、本当に立派にやり遂げてくれました!95点をあげていいと思います。


ウタのちから体感!

前日のお昼と夜の歌の練習、そして当日の朝にもリハーサルをして最後のエンディングに臨みました。「あきらめないで君の夢は誰のものでもない〜」ステージの上での大合唱です。当日駆けつけてくれた30人のヒューマンノートの皆さんたちと手拍子を取りながら、会場を巻き込んで子どもたちの歌声が響き渡りました。「一緒に食べ、一緒に泊まり、そして一緒に歌う」という2日間のサマースクールは、子どもたちの一体感を育んでくれたようです。みなさんお疲れさまでした。そして本当にありがとうございました!!



NPO法人 エスビューロー  http://www.es-bureau.org/
問い合わせ先