第9回全国大会
開催予定プログラム

1.患児家族グループワーク

10:00 〜 12:00 701会議室

20名程度の患児家族が集まり、学童期の子どもを持つ家族のグループと、中学生以上の子どもを持つ家族のグループ、2つのグループに分かれて、合理的配慮や障害者差別解消法について話し合いました。

2.医療セミナーI小児脳腫瘍の最新知見
〜2016国際小児脳腫瘍シンポジウムから〜

13:00 〜 13:30 サイエンスホール

今年6月にリバプールで開催された国際小児脳腫瘍シンポジウム(ISPNO)より最先端の情報を、大阪総合医療センターの山崎夏維先生にお話しいただきました。

第9回全国大会

3.医療セミナーII(13:30〜14:00)
〜学校で知っておいてほしい小児がんの基礎知識〜

13:30 〜 14:00 サイエンスホール

大阪総合医療センターの仁谷千賀先生からは、学校で知っておいてほしい小児がんという病気の基礎知識や治療の流れ、復学で子どもたちが直面しがちな課題などについてお話しいただきました。

第9回全国大会

4.講演会&シンポジウム

14:00 〜 16:20 サイエンスホール

「障害者差別解消法と合理的配慮」(14:00〜14:30)

関西学院大学教育学部教授 丹羽 登氏(元文部科学省特別支援教育調査官)
「合理的配慮」については昨年度事業でも取り上げましたが、今年度からついに障害者差別解消法が施行されたことから、改めて丹羽先生に詳しくお話しいただきました。具体的にどのようなことが合理的配慮にあたるのか、またどのように学校側に必要な配慮を伝えていくのかをご説明いただきました。保護者の側からも、必要な配慮をしっかりと働きかけていくことが大切だそうです。

講演「いじめのない温かい学級をつくるクラス会議」(14:30〜15:30)

講師 森重裕二氏(高松市立古高松南小学校教諭)
1日目に岸見先生からお話しいただいたアドラー心理学の考え方を、実際に学校のクラスで活用するのが「クラス会議」です。アドラー心理学で重要とされている共同体感覚、つまり「クラスのみんなを信頼できる仲間として感じられる」ようになるためにはどうすればいいのかを、長年小学校でクラス会議を実践されている森重裕二先生からお話しいただきました。クラス会議は、みんなが輪になって「ありがとうみつけ」をしたり、議題について話し合うというとてもシンプルな内容ですが、10〜20分程度の短時間でも、続けていくことで子どもたちには非常に大きな変化が見られるそうです。講演では、実際のクラス会議の映像を交えながら、具体的にどのような議題を話し合っているかをわかりやすくお話ししていただきました。

パネル・ディスカッション「こころの合理的配慮とインクルーシブを考える」(15:40〜16:20)

丹羽先生や森重先生の講演内容を踏まえて、会場からは「クラス会議を学校で取り入れてもらうために、学校側にどう伝えたらいいのか」などの質問がありました。
また森重先生からは、クラス会議の考え方を家庭でも実践できる「家族会議」というものがあることをご紹介いただきました。

5.エンディング

16:40 〜  サイエンスホール

後援

大阪府
大阪府教育委員会
大阪市立総合医療センター
認定NPO法人ゴールドリボンネットワーク

会場へのアクセス

会場アクセス
御堂筋線「千里中央」駅(北出口すぐ)
大阪モノレール「千里中央」駅(徒歩約5分)

NPO法人 エスビューロー  http://www.es-bureau.org/
問い合わせ先